本書の内容
北鎌倉の四季折々の風光とともに横田南嶺老師の有難いおはなしをまとめています。
序文より
縁に随い、求められるままに話をしてきました。およそその場その場で思いつくままに話したものがほとんどです。聴衆も一般の方々や、専門の修行僧達であったりさまざまです。 そんな「閑言語」を、書きとめてくれたらしく、この度一本となりました。 長い法話や提唱の中の一部分を取りあげて文章にしていますので、時には誤解をうむようなこともあるかもしれません。私の言葉よりも、きれいな写真を眺めて、 一時でもさわやかな気持ちになってもらえば、それで十分です。(横田 南嶺)
本書の目次より
縁
恥を知る
バカになる修行
完全燃焼
ブレーキの喩え
自分の中の観音様
本当の安心とは
「無事是貴人」
あとはおまかせ
ほどほどがいいんです
対機説法(質疑応答)
ナマケモノ的生き方
察してあげること
真価を試す時
自分を信じて
ありがたいという気持ち
それでいいではないか
真珠のように
己なき者にこそ
生涯修行
何もしないことの尊さ
深慈痛悲
本当の自分
訳ありキュウリ