本書の内容
医師と禅僧どちらもが実践している養生法があった。老化に楽しく抵抗しながら、自分なりの養生法を見つける。
88歳の現役医師と、高位の禅僧が語りつくした珠玉の対談
呼吸法が元気のもとだった/息を吐くときに気持ちを込める それだけで気持ちがいい/身体のなかから、汚れたものを吐き出そう
著者
帯津良一 医師 帯津三敬病院 名誉院長
1936年埼玉県川越市生まれ。東京大学医学部卒業、医学博士。都立駒込病院外科医長などを経て、1982年、埼玉県川越市に帯津三敬病院を設立。日本ホリスティック医学協会名誉会長、日本ホメオパシー医学会理事長。著書に『帯津三敬病院「がん治療」最前線: からだとこころに優しい治療のすべて』(佼成出版社)、『にこにこマンガ 88歳現役医師の ときめいて生きる力』(共著、主婦の友社)、『なぜ粗食が体にいいのか: 「食生活」ここだけは変えなさい!』(共著、三笠書房)など多数。
横田南嶺 臨済宗円覚寺派管長、花園大学総長
1964年和歌山県生まれ。大学在学中に出家得度し、卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行。1999年、円覚寺僧堂師家に就任。2010年、同管長に就任。2017年、花園大学総長に就任。2023年、禅文化研究所所長に就任。著書に『はじめての人におくる般若心経』(春秋社)、『無門関に学ぶ』(致知出版社)、『二度とない人生を生きるために』(共著、PHP研究所)、『いろはにほへと』(インターブックス)など多数。
目次から
第1章 いつまでも健康でいるヒント 医師と禅僧の養生法
呼吸法が元気のもと/吐く息に気持ちを込めると健康にいい/身体の中の汚れたものを吐き出す
第2章 がん治療を支えるホリスティック医学
誰もが持っている「死生観」/がんにかかると命について考えるようになる/「命に寄り添う医療」との出会い
第3章 品位ある生き方をめざす それぞれの死生観
急に身近な人や自分に「死」が迫ってくると驚いてしまう