2023年12月8日(金)〜10日(日)にかけて、幕張メッセで行われた「東京コミックコンベンション2023」(略称:東京コミコン)。お天気にも恵まれ、来場者数は3日間で8万5000人と過去最高。例年以上の盛り上がりとなりました。 当社は初めて『サンドマン』の販売とPRのため出展し、多くの来場者に足を運んでいただきました!東京コミコンと当社出展ブースの模様をレポートします。
今年は5月に大阪でも開催されており、今年2回目にして、東京での開催は7回目を迎えるコミコン。
今年の東京コミコンは、なんといってもそのセレブゲストの豪華さが最大の話題に。 大阪コミコンでも大人気だったマッツ・ミケルセン氏 (『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』など)をはじめ、ベネディクト・カンバーバッチ氏 (『ドクター・ ストレンジ』など)、トム・ヒドルストン氏 (『アベンジャーズ』など)、ユアン・マクレガー氏 (「スター・ウォーズ」 シリーズなど)ら豪華10名ものセレブが来日。 アンバサダーにはNetflix実写版『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ役で世界中から話題を集める新田真剣佑氏、PR大使兼スプレアンバサダーの伊織もえ氏、メインMCにはLiLiCo氏&小田井涼平氏が参加。
8日(金)のオープニングセレモニーでは、そのセレブゲストが勢揃い。ゲストが一人ひとり紹介されるごとに黄色い悲鳴があがり、既に会場のボルテージはMAXに。ゲストだけで壇上が狭く感じるほどです。 恒例の鏡開きで、いよいよイベントが幕を開けました!
会場には所狭しと様々なブースが立ち並び、賑わいも相まってまさにお祭り状態。 MarvelやDCはもちろん、ハリー・ポッターやスター・ウォーズ、ストレンジャー・シングスなどなど…。そして多くの方にとってのお目当ては、やはりセレブエリアでの撮影会やサイン会、そしてステージでしょう。 5月に大阪で開催されたコミコンでは、当社もトム・スターリッジ氏の撮影会とサイン会に参加しましたが、今回の規模と熱狂はその記憶を遥かに凌ぐものとなりました。 (大阪コミコン時の撮影会&サイン会の詳細はこちらからご覧いただけます。)
今回は出展者100名超えの規模となったアーティストアレイも大きな話題を呼びました。
そんななか、インターブックスのサンドマンブースは、セレブが登場するステージへの導線となるメインストリートに位置。 8日(金)よりいよいよサンドマンのコミックスの販売を開始しました。今回は『サンドマン序曲』『サンドマン1 前奏曲と夜想曲』『サンドマン2 人形の家』を会場特別価格でご用意。 平日はそれほど多くの方はいらっしゃらないだろうと見込んでおりましたが、予想を反して、初日から多くの方にお越しいただきました。特に、よりコアなファンの方が来ていただいた印象で、1998年に発刊した旧版から応援してくださった方、復刊を喜んでくださったお客さま、サンドマンドールをお持ちいただいた方の熱い思いに触れることができ、大変うれしく思いました。
金曜の時点で予想以上の売れ行きがあり、コミックスを追加搬入させていただきました。うれしい悲鳴です。(夜、搬入してくれた社内のスタッフにも感謝)
9日はインターブックス社員に加え、コミコンを知りつくした協力サポーターとドリーム、デザイアも駆けつけてくださいました!クオリティの高いサンドマンマスクがみなさんの目を引きます。
ドリームはメインステージのコスプレファッションショーに華麗に登場し、インターブックスのブースをアピール!
土曜日の目玉その1は、東京コミコンサンドマン特製オリジナルサコッシュ。7人のきょうだいをモチーフにしたアイコンのデザインがとてもおしゃれなバッグで、コミックも入るサイズです。
デザインは、『サンドマン』シリーズのアートディレクションとデザインを担当されるGeorge Tsuru氏によるものです。作品に登場するエンドレスのモチーフはアーティストによってデザインが異なることもあり、それらを参考にしながら今回のデザインを制作したとのこと。各キャラクターの個性や特色をポップに表現されている、日本だけの貴重な限定物です。
サコッシュは大変人気で、朝から速いペースでお客さまのお手元へ。X(旧Twitter)で実況中継をしようとも思っていましたが、それも追いつかないくらいです。
また、土曜の目玉その2は、翻訳者のサイン会です。『サンドマン 序曲』『サンドマン2 人形の家』を翻訳された柳下毅一郎さん、『サンドマン1 前奏曲と夜想曲』を翻訳された海法紀光さんにお越しいただき、お買い上げいただいたコミックス、すでにお持ちのサンドマンにサインをいただきました。サイン会も大盛況で、先生方も休む間もなくサインをしてくださいました。
サンドマン発行人である当社代表の松元も心を込めてサイン本に半紙を挟み込みます。 デザイアと、サンドマンファンであるスタッフ陣もサインを求めて。
先生方から逆にドリームを撮影(笑)。
「先生のお陰でアメコミにハマりました!」と熱意あふれるファンの声であふれ、先生方もうれしそうでした。
サイン会でのにぎわいもあって、サコッシュもあっという間になくなり、大繁盛だった2日目ですが、さらにびっくり、サンドマンにもコメントを寄せてくださっているPUNPEEさんがサンドマンブースにお越しくださいました!びっくりしすぎて、PUNPEEさんですか?と何度も聞いてしまいました(笑)。某イベントが中止となり、コミコンに遊びに来られたとのこと。ありがたい限りです。
推薦コメントの全文は当社のサンドマン特設サイトからご覧いただけます。
そんなにぎわいを見せた土曜日が終わり、ついに最終日。3日目は、すでにご予定を済ませてのんびり見回る方が多い印象でした。 「サコッシュ、まだありますか?よかった!」という声も多くいただきます。
この日には、アーティストアレイに出展しているDavid Mackさんもブースに来てくださいました!Mackさんは『サンドマン』原作者のニール・ゲイマン作品に関する様々なアートを描いており、美しく幽玄な世界を繊細に表現されています。当社代表がアーティストアレイを訪ねた際にサンドマンを贈呈した御礼にと、サンドマンの美しいイラストをサインとデスのスケッチ入りで贈ってくださいました。ありがとうございます!
また、スタッフの一人は、今回アーティストアレイに出展しているtokitokoroさんに依頼し、Netflixドラマ版イメージのモルフェウスのイラストを描いていただきました。tokitokoroさんはSNSのX(旧Twitter)でもサンドマンのファンであることを公言されており、大阪コミコンでの俳優トム・スターリッジの撮影会にも参加されたとのこと。そのイラストがこちら!普段は交流の難しい様々なアーティストとの距離がグッと縮まるのも、まさにコミコンならではの魅力であり、醍醐味です。
さて、3日間を終えたインターブックスのサンドマンブース。2巻の予備で用意していた5冊ほどを残してクローズとなりました。まさに、完売御礼です。初めての東京コミコン出展で、このようにたくさんの方にお越しいただき、サンドマンをご購入いただいたこと、大変うれしく思います。また、何よりもサンドマンが多くの方に愛されている作品であることを改めて実感し、3巻以降も継続して発刊していけるようにがんばっていかねば…とスタッフ一同、思いを新たにしました。 こちらの写真は、スタッフ陣です!サコッシュと同じデザインのサンドマンTシャツ、こちらもほしい~!とたくさんお声がけいただきました。 次回はどこでお目にかかれるかまだわかりませんが、またサンドマンファンの方々にお会いできることを楽しみにしております。
今年11月で、最初の発表から35周年を迎えた『サンドマン』シリーズ。
2022年8月に配信され、そのクオリティを高く評価されたNetflixドラマ『サンドマン』はシーズン2の制作が発表され、現在ロンドンで撮影中との情報も入ってきています。
そして『サンドマン3 夢の国』はいよいよ、2024年2月に刊行予定です!
これからも続いていく夢の旅路を、どうぞよろしくお願いいたします!
文・大野 恩、サンドマン編集担当
■開催概要
東京コミックコンベンション 2023 (略称:東京コミコン 2023)
会 期: 2023 年 12 月 8 日(金)〜10 日(日)
会 場: 幕張メッセ
主 催: 株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会